みずのはなし
こんばんは、海灑(みさ)です。
昼間にTwitterを見ていたら、こんなツイートを見つけました。
超危険な化学物質としてDHMOが指摘されることがありますが、コレが書いてある時点でその情報はゴミだと判断して欲しい
— おると🔨整形外科医 (@Ortho_FL) 2021年5月5日
dihydrogen monoxide
和訳すると一酸化二水素
要するに水(H2O)です
化学フェアに入賞した「我々はどのようにして騙されるか」という内容の、中学生のレポートが元ネタですよ pic.twitter.com/8zmfHPIAao
ワクチン、僕は打てるようになったらすぐに打ちたいですね〜。
ワクチン関連については、あんまり触れるとどこから何が飛んでくるのかわからないので置いといて、ここでネタになっているDHMOについてです。
昨日? ぐらいからネタになってたみたいですね。
Dihydrogen Monooxide
Di(ジ)はギリシャ語で"2"
Hydrogen(ハイドロジェン/ヒドロジェン)は英語で"水素"
Mono(モノ)はギリシャ語で"1"
Oxide(オキサイド/オキシド)は英語で"酸素"
水素2つと酸素が1つ、つまりH2O 、水のことです。
この、「水のことをDHMOといって勘違いさせる」ってネタは結構昔からありますね。個人的にはあんまり好きじゃないですが。
それはさておき、当たり前ですが水も飲みすぎると死ぬんだよな〜と思い、その辺のことについて色々調べてみました。
(化学におけるH2Oは、飲料水とは別物だという話は本筋ではないので無視します。)
そもそもなんで水の飲みすぎで死ぬのかです。
ヒトの体内にある液体(体液)には様々な物質が溶けていて、その濃度がいい感じのバランスで保たれています。
水を過剰に摂取すると、そういった物質の濃度が薄まりすぎて、バランスが狂ってしまいます。
バランスが狂ってしまうと、体のいろんな機能がおかしくなってしまい、最終的には死んでしまう、ということみたいですね。(本当にすごくざっくりです。専門的なことが知りたい人は「ヒト 体液 恒常性」とかで調べたらいいんじゃないかと思います。少し後に貼ってあるリンクも参考になるかもです。)
ちなみに、身近なところで言うと、「夏場に汗をたくさんかいた時には、水ではなく経口補水液やスポーツドリンクを飲みましょう」というのは、汗には水以外の体に必要な成分も含まれているからで、この「体に必要な成分」を補給する必要があるからとよく言われていますね。
ふと思ったんですが、体内の成分がおかしくなって死ぬよりも早いペースでひたすら水を飲み続ければ、内臓破裂とかもありえるんですかね...?
そんなことできる精神力があればなんでもできそうです。
ちなみに、この水の飲みすぎによる症状を「水中毒」といい、これによって「低ナトリウム血症」を引き起こすことによって死ぬらしいです。
リンク先のページとかが色々詳しく書いてくれてます。
・水中毒
・低ナトリウム血症
あと、ちょっと面白い(と言っていいのかは微妙ですが...)と思ったのが、このサイトに書いてある自発的脱水です。
水だけを飲むことで、結果的には脱水症状が悪化してしまう、というのは言い得て妙というか言葉遊びのようで少し面白いなあと思いました。(こなみ)
これから夏になっていきますし、汗をかいたら水分だけでなく塩分も摂るのが大事みたいですね。
もちろん塩分の摂りすぎもよくないですが。
なんかぐだぐだになってきたのでそろそろ終わります。
まとめると、水でさえ過剰摂取はよくないのだから、何事も偏りすぎるのはよくない、ということでしょうか。
無理矢理それっぽいこと言って落とし所作ろうとしてる感...
とか言いながら毎日お菓子を食べるのはやめられないですが、お菓子美味しいから仕方ないですね。
今日はチョコレート、明日はじゃがりこ、明後日はアイス、明々後日はグミ、みたいな感じでローテすれば偏りはしないからいいか...(よくない)
明日も更新できるようにがんばります。
1週間ぐらい続いたらツイッターでつぶやいてみようかなぁと思ったり思わなかったり。
みさ